ENET25 血液検査辞書
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No.54 CRP C反応性蛋白

C反応性蛋白とは

C反応性蛋白(CRP)は、体内で炎症や組織細胞の破壊が起きているときに血清中に現れるたんぱく質です。

肺炎球菌が持つC多糖体と結合するためこの名前で呼ばれます。

かつては、CRPは肺炎に特有のたんぱく質と考えられていましたが、炎症や組織破壊のある病気でもCRPが見られるので、この検査では病気の特定は出来ません。

しかし、CRPの産生量は炎症反応の強さに相関するので、血清中のCRPは炎症反応の指標とすることができます。


細菌感染や心筋梗塞、外傷などで組織が壊されると人の身体は修復しようと反応します。

組織破壊を起こしている局所が赤く腫れ上がったり、痛くなる現象を炎症と言います。

炎症が起こったとき、CRP値は24時間以内に急激に増加し、2〜3日後には減少するので、炎症の早期判断に利用され、他の検査と組み合わせて、急激な組織の破壊、病気の重傷度、治療経過などの判定に使われます。


CRP値の上昇には個人差が大きく、CRP値を他の人と比較することはあまり有意義でなく、ひとりの患者の経過を観察するには有用な指標となります。

CRPは通常は血液中に現れないたんぱく質なので、正常値は陰性(−)で陽性はその程度によって(+)から(6+)までの6段階で表します。
基準値  0〜0.3 mg/dl

基準値以内でも、疾患や症状の可能性がないわけではありません。
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疑われる病気

高値
ウイルス性感染症、細菌性感染症、悪性腫瘍、心筋梗塞、膠原病、急性胃炎、白血病、急性骨炎、外傷、熱傷など

急性心筋梗塞ではCRPは陽性で高値になりますが、狭心症では陰性になるので、これらの判別の指標にもなります。

索引【C】 分類[血液検査項目] 登録日-2013/01/15 06:53



管理者:遠山 英幸 - No: 登録キー:
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