ENET25 血液検査辞書
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No.28 D-Bil  直接ビリルビン

ビリルビンとは

ビリルビンは赤血球の分解代謝物です。赤血球の寿命は約120日で、古くなったり損傷を受けた赤血球は破壊され、ヘモグロビンはヘムとグロビンに分解されます。
さらにグロビンがアミノ酸に分解され、ヘムもビリルビンに分解されます。
このビリルビンは「間接ビリルビン」と呼ばれ、肝臓に運ばれて、酵素の働きで「直接ビリルビン」と呼ばれる物に変化します。
肝臓に運ばれたビリルビンは、大部分が胆汁の成分として肝臓から十二指腸に送られ、便といっしょに排出されます。
一部の直接ビリルビンは腎臓で濾過されて尿として排泄されます。尿が黄色く見えるのはビリルビンの色素のせいです。
また間接ビリルビンは水溶性でないため、通常は尿から排泄されません。
ビリルビンは黄色い色素なので、血液中のビリルビンが基準値より高くなると、皮膚や白目の部分が黄色くなり、黄疸と判断されます。
間接ビリルビンと直接ビリルビンを合わせたものを「総ビリルビン」といいます。
通常は総ビリルビンと直接ビリルビンを測定して、2つの検査結果から間接ビリルビンの量を算出します。

基準値 
 T-Bil 総ビリルビン   0.2〜1.2 mg/dl
 D-Bil 直接ビリルビン  0〜0.4 mg/dl
 I-Bil 間接ビリルビン  0〜0.8 mg/dl
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疑われる病気

黄疸、溶血性貧血、敗血症、体質性黄疸、甲状腺機能低下症、急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変、肝臓癌、胆石症、胆嚢炎、膵臓癌など

索引【D】 分類[血液検査項目] 登録日-2013/01/14 22:14



管理者:遠山 英幸 - No: 登録キー:
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