ENET25 血液検査辞書
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No.50 Fe 鉄

鉄とは

鉄は体内では主にヘモグロビンを作る材料として使われています。

ヘモグロビンは血液中の赤血球の中に含まれて、鉄イオンを利用して酸素を体のすみずみまで運びます。

また二酸化炭素を排出する重要な働きをしています。


体内の約70%の鉄分は血液中に存在し、酸素や二酸化炭素を運搬するこの鉄を「機能鉄」と呼びます。

また、残りの30%の鉄は摂取不足の時のために肝臓、脾臓、骨髄などに「貯蔵鉄」として蓄えられています。


赤血球の寿命は約120日で、古くなった赤血球は脾臓や肝臓で分解され、ヘモグロビン内の鉄は再びヘモグロビンの一部として使われるか、貯蔵鉄として蓄えられます。

体内の鉄分が不足すると、細胞に酸素が十分に送られないのでスタミナ不足になります。


鉄は非常に吸収されにくく、食品から摂取した量の10%程度しか吸収されません。

一日あたり1mgの鉄が汗、便、尿で体外へ排出されますが、その10倍以上を毎日摂取しなければなりません。

また、過剰な鉄の摂取は身体にとって有害です。

過剰な鉄原子は過酸化物と反応して、DNAやたんぱく質、脂質を破壊します。

人の身体は鉄を排泄する効率的な機能がないため、一日のうちで許容できる鉄分は45mg程度です。

基準値
     男性 54〜181 μg/dl
     女性 43〜172 μg/dl
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疑われる病気

高値 
再生不良性貧血、巨赤芽球性貧血、鉄芽球性貧血、ヘモクロマトーシス、肝炎など

低値 
鉄欠乏性貧血、真性多血症、慢性炎症性疾患、悪性腫瘍など

索引【F】 分類[血液検査項目] 登録日-2013/01/15 04:40



管理者:遠山 英幸 - No: 登録キー:
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