ENET25 血液検査辞書
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No.36 NH3 アンモニア

アンモニアとは

体内のアンモニアは、たんぱく質の代謝の過程で生成され、神経毒性を持っています。

そのため直接血液で運ぶのは危険なので、組織で生成されたアンモニアは毒性の低いグルタミンやアラニンに変換されて肝臓に運ばれ、肝臓に運ばれたグルタミンはさらに尿素に変換され、腎臓より尿中に排泄されます。

したがって肝機能に障害があれば、血液中にアンモニアがたまり、高アンモニア血症になります。

アンモニアの測定は肝機能の指標となり、治療の効果判定にも利用されます。


肝臓の機能は予備能力が高いので、通常はアンモニアの産生が増加しても高アンモニア血症をきたすことはほとんどありません。

肝障害などにより血液中のアンモニアの濃度が上昇した場合は、劇症肝炎などの非常に高度の肝機能の低下が疑われます。

肝硬変や劇症肝炎などで、血液中に多くのアンモニアが残ると、意識障害を起こすことがあり、肝性脳症と呼ばれる肝硬変や劇症肝炎の重要な合併症を招くことがあります。

基準値  30〜86 μg/dl
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疑われる病気

高値の場合  肝硬変末期、劇症肝炎、門脈大循環吻合など

索引【H】 分類[血液検査項目] 登録日-2013/01/15 04:24



管理者:遠山 英幸 - No: 登録キー:
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