ENET25 血液検査辞書
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No.31 LDH 乳酸脱水素酵素

乳酸脱水素酵素とは

乳酸脱水素酵素(LDH)は体内でブドウ糖からエネルギーを作り出すために糖を分解するための酵素です。

LDHはほとんどの細胞内に含まれていますが、肝臓、腎臓、心筋、骨格筋、赤血球などに多く含まれてるので、これらの臓器が障害を受けると、細胞中のLDHが血液中に流出します。

特に急性肝炎、肝臓がん、心筋梗塞の時にはLDHの検査値が著しく増加します。

他にも慢性肝炎、肝硬変などの肝疾患、腎不全、溶血、筋ジストロフィー、間質性肺炎、などでもLDHの検査値の上昇がみられるので診断の参考としては有用性があまり高くなく、総じてスクリーニング(ふるいわけ)のための検査といえます。

単独でLDHの上昇がみられるとしたら悪性リンパ種をはじめとする悪性腫瘍の可能性が考えられます。

LDHの検査値だけで病気を特定することはできませんので、さらに詳しく調べるにはアイソザイム検査を行います。

基準値   180〜370 IU/L  (SFBC準拠法)
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疑われる病気

LD1が高値    悪性貧血
LD1、LD2が高値  心筋梗塞、腎梗塞
LD2、LD3が高値  筋ジストロフィー、多発性筋炎、慢性骨髄性白血病
LD3、LD4、LD5が高値  悪性腫瘍(多くの場合LD3が最も高い)
LD5が高値    肝障害(急性肝炎、肝硬変など)

索引【L】 分類[血液検査項目] 登録日-2013/01/14 22:14



管理者:遠山 英幸 - No: 登録キー:
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