ENET25 血液検査辞書
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No.34 LAP ロイシンアミノペプチダーゼ

ロイシンアミノペプチダーゼとは

ロイシンアミノペプチダーゼ(LAP)は蛋白質分解酵素のひとつで、蛋白末端にアミノ酸であるロイシンが存在すると、それを分離する働きがあります。

LAPは肝臓、腎臓、すい臓、子宮、脳、睾丸、腸管などに見られますが、通常は胆汁内に多く含有されています。

胆汁は肝臓で作られ、胆のうから胆管を経て十二指腸に排出されます。しかし、肝臓内及び胆道に閉塞が起こると胆汁がうっ滞を招き、血液中にLAPが逆流して血中のLAP濃度を上昇させます。

閉塞を起こすのは、肝臓自体が障害を起こしているか、胆管、胆のうに障害が生じているためです。

これら以外の原因で血液中のLAP値が上昇することはほとんでありません。


ALPもLAPと同じ胆道の閉塞で高い値を示しますが、ALPの場合は骨の病気を同時に疑いますが、LAPは骨の病気では検査値に変化はありません。

したがって、ALPとLAPが同時に高い値の場合は胆道系の疾患が疑われます。

また、リンパ球にも大量に存在するので、リンパ球の増加や破壊される疾患でも血中に増加します。

食事や運動による検査値の変化はありませんが、アルコールの摂取によってγ-GTPと共に上昇します。

また、胎盤に多く含まれているので妊娠中は高い値を示します。

基準値   33〜76 IU/L
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疑われる病気

急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変、脂肪肝、肝臓がん、胆のう炎、胆道閉鎖、胆道結石、胆道がん、急性すい炎、すい臓がん、感染症、自己免疫性疾患、悪性リンパ腫、白血病など

LAPの値だけでは診断の確定は出来ないので、他の肝機能検査の結果と組み合わせて総合的に判断します。

索引【L】 分類[血液検査項目] 登録日-2013/01/14 22:15



管理者:遠山 英幸 - No: 登録キー:
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