ENET25 血液検査辞書
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No.48 P 無機リン

無機リンとは

無機リンはカルシウムと並んで骨のミネラルの重要な構成成分であり、核酸や細胞膜を構成しているリン脂質、エネルギー代謝を担うアデノシン3リン酸(ATP)のような高エネルギーリン酸結合の成分として重要な働きをしています。

生体内の無機リンは体重70Kgの人の場合は約540g含まれ、そのうちの約80%はカルシウム塩として骨の中に存在しています。

約10%はたんぱく質や脂質、糖質と結合し、残りの10%はATPなどのエネルギー源として体内に広く分布しています。


無機リンの60%は腎臓から尿として排泄され、残りは便と一緒に排泄されます。血液中の無機リンは腎臓で調整されて一定の濃度を保っています。

腎臓の機能に障害があると尿中への排泄が低下して、血液中の無機リンが増加します。

副甲状腺機能が低下した場合、成長ホルモンの分泌の過剰、ビタミンDの過剰などによっても血液中の無機リンは増加し、反対に無機リンの低下が見られる場合は、副甲状腺機能の過剰、ビタミンDの欠乏、栄養不良や小腸からの吸収が妨げられていることが疑われます。

基準値 2.5〜4.5 mg/dl
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疑われる病気

高値 原発性副甲状腺機能低下症、甲状腺機能亢進症、腎不全、糖尿病性アシドーシス、重症溶血など

低値 副甲状腺機能亢進症、尿細管アシドーシスなど

索引【P】 分類[血液検査項目] 登録日-2013/01/15 04:38



管理者:遠山 英幸 - No: 登録キー:
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