ENET25 血液検査辞書
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No.38 BUN 尿素窒素

尿素窒素とは

血液中の尿素の量を表すのがBUN(血液尿素窒素)です。

尿素は蛋白質終末代謝産物で、肝臓で産生され、腎臓で排出されます。

蛋白が分解されると毒性が非常に強いアンモニアが発生します。

アンモニアは肝臓で代謝され、無害な尿素に作りかえられた後、腎臓でろ過されて尿中に排出されます。血液中の尿素の量を尿素窒素で表わします。


腎臓の主な働きは、老廃物を体外に排泄し、体内の成分を一定に保つことです。

腎臓の機能が低下して老廃物を排泄する能力が落ちれば、尿素がろ過しきれずに血液中に残るので、血液中の尿素窒素の量(BUN)を検査すれば、腎機能の評価ができます。

BUNの値は蛋白摂取量、蛋白代謝機能、腎機能の三つの因子のバランスで決まります。


高蛋白の食事を多く摂ったり、脱水や発熱で腎臓の水分の再吸収が増加している時などは、腎機能に異常がなくてもBUN値が高値になります。

また、感染症や出血などで身体の蛋白質が大量に分解されたときなどにもBUNの値が上昇します。

BUN値が常時40mg/dlを越えている場合は腎不全が疑われ、80mg/dlを越えると腎機能が極端に衰え、体内に老廃物がたまってしまう尿毒症が考えられ危険な状態です。

基準値  8〜20 mg/dl
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疑われる病気

BUN値が高いとき
腎疾患、閉塞性尿路疾患、脱水、高蛋白食摂取、甲状腺機能亢進症、副腎機能障害、消化管出血、心不全など

BUN値が低いとき
肝疾患、多尿、低蛋白食、妊娠など

索引【B】 分類[血液検査項目] 登録日-2013/01/15 06:49



管理者:遠山 英幸 - No: 登録キー:
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