ENET25 血液検査辞書
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No.45 Cl クロール

クロールとは

クロールは人の体の約60%を占める水分の中に電解質として存在しています。
電解質は水に溶けても電気を通さない非電解質のブドウ糖や尿素などと異なり、水に溶けて電気を通すナトリウム、クロール、カリウム、カルシウムなどのミネラルイオンのことです。

クロール(Cl)は主に食塩(NaCl)から体内に取り入れられ、細胞外壁中にナトリウム(Na)の陽イオンを中和する陰イオンとして存在しています。


クロールは他の電解質と相互に関係して水分の平衡、浸透圧の調整などに重要な働きをしています。

クロールとナトリウムの血液中の比率は100:140で、通常であればこの比率を保って濃度が変化します。


クロール、ナトリウムなどの電解質の濃度の調整を腎臓がつかさどっています。

また、腎臓での電解質の排泄、再吸収を制御するホルモンがあり、これらの濃度を厳密に調整しているのです。

これらのバランスが崩れると、酸塩基平衡の異常、共に変化する時は水分の代謝異常が疑われます。

クロール値は一日の内での変化や運動などの影響はほとんどありませんが、食後は胃酸として分泌されるので若干の低下があります。

基準値  95〜108 mEq/l
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疑われる病気

高値
脱水症、食塩の過剰摂取、腎不全、ネフローゼ症候群、クッシング症候群、高ナトリウム血症など

低値
激しい下痢、嘔吐、食塩の摂取不足、肺気腫、慢性気管支炎、アジソン病、尿崩症など

索引【C】 分類[血液検査項目] 登録日-2013/01/15 06:51



管理者:遠山 英幸 - No: 登録キー:
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