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熱中症の発症原理を分子学で解説

熱中症・熱射病の原理と対策

熱中症は、外気温が高温時に汗をかかない人がなりやすいと言われているが、基本的には汗が蒸発するときに体表面の気化熱を奪うことで、体温を下げるとされている。しかし、基本原理は間違いないのだが、体内では何が起こっているのかを説明している文献や、サイトが見当たらないので、分子学からそのメカニズムを解説することにした。

熱中症での体内代謝メカニズム

普段、人は自律神経によって体温調節を行っている。原理は、外気温が高温の場合、体表面に近い自律神経が外気温を感じ、体内の血管を拡張(広げる)して、血流量を増やすことで、体内温度を下げている。その機能を働かせるために体表面の気化熱を利用しているということだ。しかし、体表面の発汗はあるものの、熱中症になってしまう人が多い原因が解明されている。それは、汗の性質(成分)に関係している。サラサラとした汗であれば、蒸発が早く熱交換(気化熱)も早い。反して。ベタついた汗は、ミネラル成分が多いため、体表面をベールで覆ってしまうので、気化熱が発生しないため、自律神経が血管を拡張しようとしないことから、体内温度が上昇してしまう。更に血管が拡張しないと、血圧が上昇し血流量も悪くなることで、心臓の拍動を早めなくてはならず、熱中症の初期症状として、動悸(頻脈)、更に血流が悪いために、脳への酸素供給量が減少するためのめまい意識喪失が起こる。この状態で低酸素脳症で倒れ、心臓はVT(心房細動)→VF(心室細動)と言う、致死性不整脈に移行し、心肺停止(CPA)で、心肺蘇生(CPR)を行わないと死亡する。その他に解明されていることがある。それは「こまめに水を飲む」と言った間違った対処法である。熱中症者熱射病を防ぐには、ただ水を飲めばよいというわけではなく、かえってその行為が熱中症の引き金となる。原理は簡単だ。人の血液量(血液成分)は決まっており、そこに水だけを大量に摂取すると、血液総量(赤血球・白血球を除く)が増加し、電解バランス(カルシウムチャンネル)が機能しなくなる。血液が薄くなると考えてほしい。こうなると、ミネラルのバランスや電解機能の低下により、致死性不整脈が起きる。即ち、亜鉛・マグネシウム・カリウム・カルシウム・ナトリウムが急速に不足した状態だ。

 

対策・予防方法:

ORSと言う水を飲用することで、上記の熱中症や熱射病を回避できる。ORSとは、販売している「ポカリスウェット」や「OS-1」である。これらは電解水と言われる、体液に最も近い水で、飲む点滴である。ORSが体内に入ると10分以内に、浸透圧によって、急速に血管を通過し血液と融合する。熱中症予防は勿論、熱中症の初期状態でも重症化に移行しないことがわかっている。

 

考察:

熱中症になりやすい人とならない人:

熱中症になりやすい人を観察すると、低外気温(20度から30度)でも発症してしまう。原因は、体内のミネラル成分(亜鉛・マグネシウム・カリウム・カルシウム・ナトリウム・リン)が、圧倒的に減少していることがわかったが、これらのミネラルを食品から採取するのは非常に困難である。従って、サプリメントから(マルチミネラル)を摂取する以外に、現在は方法がない。